めかぶ−手軽に免疫食材【免疫力を高める食のコツ】


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免疫力を高める知恵とコツ

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   [毎日手軽に免疫食材群]−めかぶ

【めかぶ】

めかぶには、アルギン酸、フコイダン、カルシウム、カリウム、ヨード、ビタミン、EPAなどがたっぷり含まれています。また、めかぶに含まれる有効成分には、整腸作用、コレステロール抑制作用、消臭作用、抗がん作用、抗ウィルス作用、抗酸化作用など、「体によい」作用があると考えられています。

もちろん低カロリーなのでダイエットにも活用できます!

欧米では、乳がんの発生率が7人に1人といわれています。日本の場合は、その1/4の発生率にとどまっています。なぜ日本人には乳がんの発生が欧米人にくらべて少ないのでしょう。

そこで注目したのが「ヨウ素」です。ヨウ素は私たちの体には欠かせない重要な元素で、甲状腺に多く分布しています。このヨウ素は、海藻類に多く含まれています。日本は島国で海藻類をよく食べます。この点が、欧米にくらべて乳がんの発生率が低い理由のひとつと考えられます。

昔から日本の山岳地域では海藻類の摂取不足から甲状腺の病気を招くケースが多くみられました。このことを考えてみても、海藻類に含まれるヨウ素が、乳がんになんらかの好影響を与えていると考えられているようです。

めかぶのネバネバには、フコイダンやアルギン酸と呼ばれる成分やカルシウムやミネラル類も豊富なので、栄養バランスの崩れやすく、食物繊維やミネラルなどが不足しがちな私たち現代人にはぴったりの健康食品といっていいでしょう。


【補足】
めかぶと言えば、ヌルヌルネバネバしている海草です。めかぶは「めかぶ」という海草ではなく「わかめ」の根元の分厚くなっている部分のことを「めかぶ」といいます。めかぶは、普通のワカメよりも栄養が豊富です。養分を吸い上げる根に近い部分なのですから、栄養もたっぷりです。
そして、めかぶの一番の特徴はねばねばヌルヌルですよね。ここに栄養が凝縮されているんです!

  
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