きのこで免疫力強化【免疫力を高める食のコツ】


免疫の仕組みと働き、免疫力を高めて病気に勝つ工夫、免疫力を高める身近なコツ
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免疫力を高める知恵とコツ

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免疫は、私たちが生存する上で欠かせない身体を守る重要な働きです。
当サイトでは免疫の仕組みや働きについて、その全体像をわかりやすく解説しています。
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   きのこで免疫力強化

きのこにはβ-グルカンという免疫を高める成分が豊富に含まれています。
そのため、1日1品はきのこ料理をとりたいものですね。

料理としてとるのであれば、きのこの種類は問いません。しいたけ、しめじ、えのきだけ、など身近で入手できるきのこで構いませんので、毎日1皿はきのこを使った料理をとりいれましょう。
日本人は昔からいろいろな種類のきのこを食用にしてきました。これらのきのこは、味がよくておいしいだけでなく、健康にもたいへん役立つのです。

きのこの健康作用は実に多岐にわたりますが、代表的なものとしては、次の2種類があげられます。

@免疫力賦活作用
私たちの体の免疫機能を高める作用のことで、これが最も重要な働きです。ほかの健康作用は、ここから派生して得られる効能なのです。
免疫のメカニズムは、白血球は顆粒球、リンパ球、単球に分類されます。さらに、リンパ球はNK細胞、B細胞、T細胞に分けられます。単球はマクロブァージと呼ばれる食細胞に変化し、このマクロファージやT細胞が私たちの体を外敵から守る働きをしています。
きのこの主成分は多糖体のβ-グルカンや糖タンパクなどですが、これらが免疫細胞であるマクロファージを刺激して、T細胞の活性を高め、私たちの免疫力を強化してくれるのです。

A抗酸化作用
抗酸化作用も、きのこのもつ重要な作用です。活性酸素は私たちの体内に過酸化脂質を生成し、身体をサビつかせ、ガンや生活習慣病、そのほかさまざまな病気の原因んとなっています。免疫力が落ちると活性酸素がたま り、活性酸素がたまると免疫力が落ち るという悪循環に陥りますが、きのこの成分は、強い抗酸化作用で、この活性酸素を除去してしまうのです。
活性酸素を除去する栄養素としてビタミンCが知られていますが、きのこの威力は、それをもしのぐ効果があるのです。

この@とAの働きによって、きのこには更にに抗腫瘍作用、コレステロール低下作用、血糖降下作用、血圧降下作用、抗ウイルス作用、抗血栓作用、肥満抑制作用といった健康効果も期待できるようです。

きのこ類は、こうしたすばらしい薬効の他、一般にとっても栄養豊富で、しかも低エネルギーな食材です。ごはんに炊き込んだり、鍋の具にしたり、天ぷらにしたりと、おいしく味わいながら健康に役立て、病気を予防してほしいものですね。

  
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