ステップ4.−風邪ひきから完治まで【免疫の仕組み】


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免疫力を高める知恵とコツ

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   [風邪ひきから完治まで]−ステップ4.

ステップ4.ウイルスが大優勢

防衛軍は全面降伏しかねない状態。最大の窮地に!
そこで、免疫本部司令官ヘルパーT細胞はキラーT細胞に「ウイルス感性細胞」を
攻撃する命令を出します。

マクロファージから受け取った情報からウイルスの種類を特定し、
闘うための武器(抗体)が必要かどうかを決定します。
ヘルパーT細胞はB細胞に情報を送り、武器(抗体)の製造、攻撃命令を出します。

攻撃準備が整ったリンパ球B細胞が飛来し、ミサイルを発射して、
NK細胞やキラーT細胞によって破壊された細胞から飛び出してきたウイルスを
次々と撃破します。どうだー、参ったかー。

こうした特殊部隊の反撃により、戦況は一変します。
猛威をふるっていたウイルスの増殖と細胞への感染が徐々に抑えられていきます。

この状態は、粘膜の炎症がひどく、のどの痛み、発熱、セキが最もひどく
いわゆる風邪に感染した状態です。やられたよ、といった感じですね。


活躍する免疫細胞: ヘルパーT細胞 キラーT細胞 B細胞

  
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