腸の働きを高める理想の食事【腸の働きと免疫力】


免疫の仕組みと働き、免疫力を高めて病気に勝つ工夫、免疫力を高める身近なコツ
 トップ > 腸の働きと免疫力 > 腸の働きを高める理想の食事
免疫力を高める知恵とコツ

インフォメーション

免疫は、私たちが生存する上で欠かせない身体を守る重要な働きです。
当サイトでは免疫の仕組みや働きについて、その全体像をわかりやすく解説しています。
免疫力を高めて病気に勝つちょっとした生活の工夫や知恵とコツなど、免疫情報満載!
   腸の働きを高める理想の食事

腸内細菌叢を活発に働かせ、抵抗力の源となる脂肪酸の量をふやすには、まず消化のいい食べ物、ばかりをとらないことです。病気などのときは別ですが、消化のいい食べ物は胃や小腸の段階で栄養素が吸収されるため、大腸まで行かず、大腸や腸内細菌叢の栄養素にはなりません。

具体的には、普段の食事では、デンプン質をよくとることをお勧めします。幸い、日本人が常食しているのは米です。デンプンは、胃や小腸では消化されない部分がかなりあります。そのため、大腸まで届いて腸内細菌叢のエサとなり、酪酸などの脂肪酸がつくられるもとになります。

簡単にいえば、ご飯を主食にした、デンプンや食物繊維たっぷりの和食が望ましいのです。
野菜は生より、おひたしや煮物などの温野菜のほうが繊維質をとる量も増えます。こういった和食中心の食事に、ヨーグルトのデザートを加えれば、より完壁な腸強化食になるでしょう。


【補足1】
ヨーグルトは細菌性の食中毒を予防したり、サルモネラ菌や赤痢菌の増殖を抑えたりといった働きがあり、腸を整えてくれます。 また、ビフィズス菌の数を増やした り、腸内のあまり必要でない細菌の代謝を抑えたり、人体にとって害のある物質ができるのを抑えます。
つまり、ヨーグルトは、腸内細菌叢をいい状態にして、安定させる理想的な食品なのです。


【補足2】
日本の代表的な発酵食品も忘れることはできませんね。納豆、ぬか漬け、くさやなども腸内細菌叢を整え、腸の力を強化する、おすすめの食品です。

  
Copyrightc 2006 免疫力を高める知恵とコツ All rights reserved.