サイトカイン【免疫用語集】


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   [免疫用語集]-サイトカイン

【サイトカイン】

サイトカインとは、細胞という意味の「サイト」と、作動因子という意味の「カイン」の造語のようです。
細胞は変化するとき(増殖したり分化するなど)、周りの細胞とコミュニケーションを図っています。その際、情報伝達を行う分子がサイトカインという物質です。タンパク質でできており、レセプターと結合することで情報を伝達します。

サイトカインは機能的にも構造的にも多種多様で、免疫や炎症などさまざまなはたらきに関与していることがわかっています。その中のひとつに、TNF(腫瘍壊死因子)と呼ばれる物質があります。当初は腫瘍を殺すはたらきへの関与のみが知られていましたが、現在では免疫のはたらき全般に広く関係するものと理解されています。

このTNFが、関節リウマチの炎症や痛みの発現、さらには関節破壊の進行にまで深くかかわっているのです。

  
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