サプレッサーT細胞【免疫用語集】


免疫の仕組みと働き、免疫力を高めて病気に勝つ工夫、免疫力を高める身近なコツ
 トップ > 免疫用語集 > サプレッサーT細胞
免疫力を高める知恵とコツ

インフォメーション

免疫は、私たちが生存する上で欠かせない身体を守る重要な働きです。
当サイトでは免疫の仕組みや働きについて、その全体像をわかりやすく解説しています。
免疫力を高めて病気に勝つちょっとした生活の工夫や知恵とコツなど、免疫情報満載!
   [免疫用語集]-サプレッサーT細胞

【サプレッサーT細胞】

T細胞とは、免疫細胞の1つで、胸腺で教育されて分化するため、胸腺(Thymus)の頭文字を取りT細胞と命名されました。骨髄でつくられた増殖性のある細胞が、胸腺で選択された後に分化・成熟したことによりできるリンパ球の一種です。

その機能によってい以下の3種類に分類され、それぞれ働きが異なります。
 ・ヘルパーT細胞
 ・キラーT細胞
 ・サプレッサーT細胞


【ヘルパーT細胞】
サイトカインという物質を産生し、B細胞の抗体産生を活性化したり、
他の免疫細胞(キラーT細胞、マクロファージ、NK細胞)に刺激を与え、活性化させます。

【キラーT細胞】
ヘルパーT細胞が出したサイトカインの刺激を受けて目覚めると、ウイルス感染細胞やがん細胞を
攻撃します。

【サプレッサーT細胞】
免疫反応を終わらせる指令を出します。

  
Copyrightc 2006 免疫力を高める知恵とコツ All rights reserved.