納豆−手軽に免疫食材【免疫力を高める食のコツ】


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免疫力を高める知恵とコツ

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   [毎日手軽に免疫食材群]−納豆

【納豆】

納豆が、日本人の食事に登場したのは3000〜4000年前の縄文時代といわれ、奈良時代には完全に定着した歴史のある食材です。納豆は、人体に不可欠な必須アミノ酸群をバランス良く含んでおり、ビタミンB2・E・Kなどのビタミン群、カリウム・亜鉛・カルシウム・鉄などのミネラル成分、食物繊維など栄養素も豊富です。

さらに、納豆とその原料である大豆独自の栄養成分が、高い健康効果をもたらしています。納豆の効用は、栄養的な素晴らしさだけでなく納豆菌自体の優れた作用に負うところが大きく、納豆には1gに10億個以上という納豆菌がいます。

納豆菌は胃酸にも耐えて腸にたどりつき、善玉菌の増殖を助けて整腸作用を発揮し、便通を改善。悪玉菌がつくる腐敗産物の生成を減らし、有害物質を吸着して排泄を促すことから肝臓の負担を軽くし、肌や各組織にもよい影響を与えるのです。

また、納豆には、アルギニンという、免疫力を高めて若返り効果をもたらすアミノ酸が豊富に含まれています。この若返り効果には、成長ホルモンが深く関係しています。成長ホルモンというと、子どもの成長には必要であっても、大人には不要なのでは・・・。と思いがちですが、それは大きなまちがい。
成長ホルモンは一生の間、ずっと分泌され、重要な役割を担っているのです。

人間の身体をつ作っているのは20種類のアミノ酸です。20種類のアミノ酸がいろいろな形で組み合わさって、100万種類ものタンパク質をつくり、人体を構成しています。
肉や魚、卵、大豆・大豆製品などのタンパク質食品を摂取すると、胃や腸で最小単位のアミノ酸にまで分解され て吸収されます。そして体の各組織に 運ばれ、人体に必要なタンパク質の形 に再び再合成されるのです。 成長ホルモンは肌個のアミノ酸が結 合したタンパク質です。

この成長ホルモンの分泌をふやすために日常生活で簡単にできる方法は、アミノ酸の一種であるアルギニンをとることです。アルギニンは、脳下垂体を刺激して、成長ホルモンの分泌を促すのです。 アルギニンはほとんどの食品に含まれていますが、特に納豆に含まれるも のは吸収されやすい形になっているのでおすすめです。
効率よくアルギニン を摂取でき、カロリーオーバーの心配も ありません。


【補足】
アルギニンが脳下垂体を刺激 して成長ホルモンの分泌がふえると、先ほどふれたように、
さまざまな若返り効果があらわれます。例えば、
 @筋肉を増強させる
 A免疫機能を向上させる
 B新陳代謝を促す
 C脳を活性化する
 D指肪を燃焼する
などです。つまり、細胞のひとつひとつの代謝が活発になり、これが免疫力を高め、内臓の働きや皮膚の若返りにつながるというわけです。身近で安価な納豆を上手に利用して、心身ともに若返り効果を実感してください。

  
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