ブロッコリー−手軽に免疫食材【免疫力を高める食のコツ】


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   [毎日手軽に免疫食材群]−ブロッコリー

【ブロッコリー】

ブロッコリー原産地はイタリアを中心とする地中海沿岸で、日本には明治時代の初期に渡来したと言われています。カリフラワーと同じ種類の野菜でキャベツの変種です。

塩ゆでにしたブ口ッコリーは甘 みがあっておいしいものですが、日本ではまだ肉料理のつけ合わせ程度の食べ方をしている人が多いようです。
しかし、これはたいへんもったいないことです。なぜなら、ブロッコリーはガン予防、風邪予防に欠かせないビタミンCをレモンの2倍、じゃがいもの7倍も含み、100g食べると1日の摂取量がまかなえると言われています。

カロチン、ビタミンB2、カリウム、カルシウムも豊富で、食物繊維が多いので、血糖値を正常に保ちます。また、クロムを含んでいるのでインスリンの効果を高め、糖尿病にも効果があります。

そのほか、皮膚や粘膜の抵抗力を強めるカロチンと、しみ、そばかすに有効なビタミンCを含んでいますから、美肌効果にも期待できるのです。

さらに、ブロッコリーには、私たちの体をガンや生活習慣病などから守るすばらしい
成分が含まれています。
一つは、
活性酸素(ガンや老化を起こす原因になる有害な酸素)の害から身を守る抗酸化物質が含まれていること。

もう一つは、
ガンを引き起こす突然変異を強力に抑える成分である、MMTS(メチルメタンチオスルホネート)が含まれていることです。MMTSの突然変異を抑える力はたいへん強いだけでなく、変異した細胞をもとの正常な細胞に戻す力もすばらしいものがあります。

人間の体が活性酸素の害を除去して、突然変異を抑える際の仕組みには、
次のような2つの方法があります。
 @外敵である活性酸素が細胞を傷つけようとしたとき、その活性酸素そのものを退治し無毒化する。
 Aたとえ、いったん細胞が突然変異を起こしても、壊れた細胞を修復してもとどおりにする。

というものです。
突然変異はガンの引きがねになる病気のもとなので、MMTSのこれらの働きは、ガン予防にもつながります。突然変異を抑える力を持つ食品は多いものの、ほとんどは上記@の働きしかせず、Aの働きをする食品はほとんどありません。

ブロッコリーのすばらしい点は、これら2つの面から突然変異の害を防ぐことです。ブロッコリーには新しく発見された栄養成分が多種類あり、健康維持のためにも有効利用したい野菜のひとつといえます。

  
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