ヨーグルト−免疫力高める栄養素【免疫力を高める食のコツ】


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免疫力を高める知恵とコツ

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   [免疫力を高める栄養素]−ヨーグルト

【ヨーグルト】

腸内には善玉菌、日和見菌、悪玉菌など、約100兆もの菌が存在しています。
 ・善玉菌は、乳酸菌がその代表で腸内発酵を進め、病原菌をやっつけたり、免疫力を高めたりします。
 ・悪玉菌は、逆に有害な物質を作り出し、腸内を腐敗させます。
 ・日和見菌は、善玉菌、悪玉菌のどちらが多いかを見極め、多いほうに味方します。

今の日本人の腸は、多くの人が悪玉菌優位にあるといわれています。それは食生活に理由があり、肉食が進み、悪玉菌のエサであるタンパク質が腸内に増えてしまったからです。その結果、悪玉菌は日和見菌も巻き込み、悪玉菌帝国を作り上げてしまうのです。

これを解消するには、食物繊維がいいことは話したが、ヨーグルトなどの乳酸発酵食品を飲むことも大切。身体の外から援軍を送ってやるのである。ここでポイントとなるのは毎日飲むということです。

外から送り込んだ乳酸菌は腸に定着せず、時間がたったら排泄されてしまいます。
ですから毎日飲んで援軍を送り続けることが重要になります。

乳酸菌が増えると、腸内にある腸管の上皮細胞に取り付き、免疫活性物質のサイトカインを分泌するように促します。その結果、サイトカインが血中を巡り最終的には全身のリンパ球が活性化されるのです。
悪玉菌優位ではこの状態になりにくいですね。
ヨーグルトを毎日飲んでリンパ球を活性化させることは、腸内を改善していく上で、とっても大切になってきます。

腸内に存在する3種類の菌

◇善玉菌
腸内の発酵を進め、人体に有益な物質を 作り出す。揚管上皮締胞から指令を出さ せて、免疫系を活性化する。

◇悪玉菌
タンパク質がエサ。有毒なガスや物質を作り出す。悪玉菌によって変性したタンパク質は発ガン物質になる可能性もあります。

◇日和見菌
善玉菌、悪玉菌、どちらが優位かを見て立場を決める菌。悪玉菌が増えれば、日和見菌を巻き込み腸内環境は悪くなります。

腸内では善玉菌と悪玉菌が勢力争いをしています。
応援したいのはもちろん善玉菌ですよ。ヨーグルトを毎日飲みましょう。


  
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