鼻呼吸で免疫力−免疫力アップの秘訣【免疫の仕組み】


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   [免疫力アップの秘訣]−鼻呼吸で免疫力アップ

鼻は汚れた空気や細菌・ウイルス・異物などをろ過し、うまく呼吸をするための器官です。鼻毛と鼻の奥の粘膜がホコリやチリをしっかりからめとり、鼻水やくしゃみ、鼻クソとして排泄します。

鼻呼吸をしている人は小鼻がよく動き、酸素の交換も行いやすくなります。しかし、現代人にはどうやら口呼吸をしている人が多いようです。口は食べ物を咀嚼し通過させる大切な器官です。口呼吸をしていると、あまりいいことはありません。
のどの奥にはリンパ組織のひとつ扁桃がありまして、この扇桃は外からの細菌やウイルスなどの侵入者を通さないで撃退する働き、そして白血球をつくる働きを持っています。

扇桃が口呼吸によって空気と一緒に入ってきた細菌やウイルスに感染すると、菌を撃退できずに影響を受げた白血球がつくり出され、血液中から体全体にかけめぐってしまいます。

こうなると、身体全体の免疫系統に障害が起き免疫力が低下することになってしまいます。

どんな人でも食べ物を食べている時だけは、鼻で呼吸をしています。ただし、激しいスポーツをしている時には、鼻では呼吸が追いつかず口呼吸を行うことになります。スポーツ選手に花粉症が多いのは、口呼吸によるものといわれています。

蛇足ですが、ガムを噛んでいると鼻呼吸の癖がつきやすくなるそうです。この他に市販の鼻腔拡張テープ、ノーズクリップなどを使用するのも効果的。また、少し濡らしたマスクを 口だけにして寝る、口に逆ハの字にテープを貼るのも方法です。お試しあれ。

  
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