動脈硬化予防にアボガド【健康コラム】


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   [健康コラム]-動脈硬化予防にアボガド

健康コラム 【動脈硬化予防にアボガド】

今回は「アボカド」のお話です。アフリカ原産のグロテスクな姿をしています。果物なのに甘昧も酸昧もなく、ねっとりとしていてクセがあるようでクセがない。そんな感じなので、1度口にして病みつきになる人と「アボカドはちょっと」という人に分かれるそうだ。しかし、このアボカドが体にいい食品として注目されていることをご存じですか?

食感は「森のバター」とも呼ばれるくらい濃厚でねっとりしていますが、これは約20%含まれる脂肪分(マグロのトロ並み)によるもの。脂肪分が多いと体に悪い、と思われがちですが、この脂肪分はヘルシー志向の人に人気のオリーブオイルと同じ、オレイン酸という脂肪酸が8割以上を占めています。

オレイン酸は体内で酸化されにくいばかりか、血液中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やしてくれるため、血液がサラサラになり動脈硬化を防ぐ働きがあります。また、胃酸の分泌を調整し胃かいようの予防、改善に役立ち、腸の働きをなめらかにし、便秘解消効果もある健康的な脂肪酸です、さらに、抗酸化作用が高く、老化やさまざまな病気を防ぐ効果のあるビタミンA、C、Eなど各ビタミン、ミネラル類が豊富に含まれて「濃厚なのにヘルシー」な珍しい食品です。

食べ方のレパートリーも広く、シンプルなものでは、半割にして皮と種を除いたものを刺し身のように切り、わさびしょうゆをつけて、これをのりで巻いたりすれば初めての人でも抵抗なく食べられると思います。半割にして、種だけ除いてスプーンで食べるのもいいでしょう。
また、レタスやブロツコリと一緒にサラダにしてもいいですし、果肉をフォークでつぶして塩、コショウ、あればガーリックパウダーを加えて混ぜてもいいそうだ。ただ、アボカドは切ってしばらく置くと変色して黒っぼくなるので、すぐに食べない場合はレモン汁を少しかけておきましょう。

選び方ですが、皮の色が緑のものはまだ熟してません。黒っぽくなりやや弾力のあるものが食べごろ。昧を重視するなら、1個100円のものよりは250円ぐらいのが無難とか。
お試しあれ。 2007/3/12


  
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